祝!日本遺産追加認定『浜田・外ノ浦(とのうら)の町並み、関連文化財』
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江戸時代から明治時代にかけて、北前船の寄港地として
栄えた浜田市外ノ浦(とのうら)の町並みや関連文化財が、
日本遺産に追加認定されました!
【タイトル】
『荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~』
日本海や瀬戸内海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられます。
そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っています。
また、社寺には奉納された船の絵馬や模型が残り、京など遠方に起源がある祭礼が行われ、節回しの似た民謡が唄われています。
これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・船主集落で、時を重ねて彩られた異空間として今も人々を惹きつけてやみません。
★詳細はこちらをご覧ください。
【追加認定日】
平成30年5月24日
【追加された浜田市・外ノ浦の文化財】
1.外ノ浦の町並み
北前船の風待ち港。深い入り江に沿って船主集落が展開していた。
2.日和山方角石(ひよりやまほうがくいし)
北前船の船乗りたちが出港前に日和山で風向きや潮の流れを確認した方角石。
3.自唐鐘浦至長浜浦海岸絵図
廻船問屋・米屋が、出入りする北前船や停泊場所を描かせた絵図。
4.諸国御客船帳
港に出入りした北前船を国別、地域別に整理し、船型(彩色)や積荷・揚荷などを記した顧客名簿。
【その他】
日本遺産の詳細については、文化庁ホームページをご覧ください。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/index.html