キビソ肌友だちでおなじみ!『やさか村ワタブンアートファブリック』へ行ってきました♪
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「あははっ!」「あははははっ!!!!」
終始笑いに包まれた3時間!
「キビソ肌友だち」で有名な『やさか村ワタブンアートファブリック』へ観光大使はまだの機織り体験を
取材してきました♪
不思議なのは、自分は機織りをしていないのに、とっても楽しかったこと!
にこにこの笑顔で明るく楽しくお話してくれるスタッフの方々と触れ合って、心がとっても暖かくなった
ひとときでした。
あの「キビソ肌友だち」の製造工程も収録!
今回は、令和2年10月9日(金)にお伺いした様子をレポートします。
『やさか村ワタブンアートファブリック』は、浜田市街から車で30分程南に走った浜田市弥栄町という
豊かな田園風景と山々の緑が美しい山あいの町にあります。
2005年に浜田市と合併するまでは、弥栄村(やさかむら)という村でした。
標高100~500mの山間に集落や農地が広がり、浜田の米どころとして、またどぶろくの里としても
知られ、信号もコンビニもない“本物の田舎”ともいわれています。
ここで少し『やさか村ワタブンアートファブリック』のヒストリーをご紹介。
「やさか村ワタブンアートファブリック」は、もともとは100年以上の歴史と伝統を持つ京都の西陣織メーカー
「渡文株式会社」の弥栄工場だったそうです。
最盛期は27台ある織り機がフル稼働し、着物の帯が作られていましたが、2011年の東日本大震災後の
買い控えや着物需要の減少から、2012年弥栄工場は閉鎖となりました。
突然の閉鎖に落ち込んでいたその時、2011年1月に販売を開始していた「キビソ肌友だち」が
テレビで取り上げられ「渡文株式会社」に問合せが殺到!!!
1万7,000件もの電話やメールがあったそうです(゜o゜)!
でも、「キビソ肌友だち」はすべて弥栄工場で作られていたもの。材料も織り方も誰も分かりません。
この出来事がきっかけとなって、2013年に「やさか村ワタブンアートファブリック』を設立。
現在は「キビソ肌友だち」「あったかショール」を製造・販売しています。
ちなみにきっかけとなったテレビで「キビソ肌友だち」を紹介した芸能人は、
おすぎとピーコの『ピーコ』さん♪
現在も愛用していただいていて、いつも応援してくださっているそうです。
今日は、この歴史ある工場で、約3時間の『絹糸を使った手織り体験』!
体験用ミニ織り機を使ってランチョンマットを2枚作るという体験です。
まずは、『やさか村ワタブンアートファブリック』の代表・河野さんから絹糸の材料となる
蚕(かいこ)の繭(まゆ)のお話や、上でご紹介した会社の歴史などを教えていただきました。
楽しく、また為になる貴重なお話の後、いざ!体験へ!
まずは、縦糸がセットされたミニ機織り機と、可愛い色合いの横糸を選びます。
ミニ機織り機と横糸を選んだら、スタッフの方に簡単にレクチャーを受けて体験スタート!
横糸を通して
足を踏みかえて
トントン!
横糸を通して
足を踏みかえて
トントン!
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みんな初めての体験で、少し緊張気味!?
そんな空気をパッと消し去るように、スタッフの皆さんが「上手だね~!」「色のセンスがいい!」
などとたくさん褒めてくださいます(^^)/
「笑顔よ!笑顔!」とにこにこしながら優しく丁寧に教えてくださいます。
そんな雰囲気に体験していない私までにこにこ笑顔に♪
笑顔って伝染するって本当ですね♪
観光大使はまだの2人と観光協会のスタッフ1人が楽しく機織りをしている間、興味があった「キビソ肌友だち」の
製造工程を見せていただきました!!
機織り機、すごく大きくて驚きました(゜o゜)!!!
1人の人間が手と足を動かすと、こんなに大きな機織り機のそれぞれの部品がそれぞれの役割を
きちんと行って“モノ”が出来上がっていく。
ずっと見ていても飽きません。
少しでもゴミや硬いところがあると丁寧に取り除き、一つ一つ織っていきます。
肌に当たるものだからと気遣いながら、手を止め確認して少しずつ少しずつ。
ピーコさんも使ってる『キビソ肌友だち』、こんな風にできてるんだ~!と感激!
そして機織り機のギットンギットンという音が、今まで見たことがないものなのに、どこか懐かしい気持ち
にさせてくれました。
『キビソ肌友だち』について
初めて聞かれた方のために、ここで少しご説明を。
『キビソ肌友だち』は絹糸で作った手織りの浴用タオル(お風呂で身体を洗うタオル)なんですが、
普通の絹糸ではなく、お蚕さんが一番元気な最初に吐き出す糸=「キビソ」を織ったタオルで、
「キビソ」には保湿性に優れ肌がしっとりする成分「セリシン」がたっぷり含まれていることから、
お湯につけて石鹸をつけるとその「セリシン」が溶け出し、洗いあがりがしっとりツルツルになる
という魔法のようなタオルです。
大ヒットのきっかけとなったピーコさんをはじめ、全国にファンや愛用者が多い浜田市自慢の商品です。
身体だけではなく顔にも使え、美容目的で使用する方も多いです。
私はもっぱら顔に愛用していて、
使うのと使わないのとでは化粧のりが全然違います(*’ω’*)
一度使うと手放せない逸品とは、こういう商品をいうんでしょうね♪
『キビソ肌友だち』についてもっと知りたい方は、やさか村ワタブンアートファブリックの公式サイト
をご覧ください。
公式サイト
https://www.tu-ton-ton.com/hpgen/HPB/entries/4.html
さてさて、機織り体験チームは・・・
1枚目が織り上がってお菓子休憩です♪
この時間がとにかく楽しかったなぁ~・・・( *´艸`)
美味しいおやつとコーヒーを出していただいて、スタッフの皆さんと一緒にたくさんお話をしました!
何の話をしたってことはないんですが、河野さんとスタッフの方のやりとりが面白すぎて
どんどん会話が弾みます♪それはそれは楽しいお菓子休憩でした♪
それから、2枚目を織って織ったランチョンマット2枚を包装していただいて体験は終了です。
2枚目は、1枚目と比べてすいす~い!
みんな慣れた手つきで織っていました。
最後に、体験したメンバーとやさか村ワタブンアートファブリックの皆さんで記念撮影♪
みんな、満足満足の3時間でした。
1回目と2回目で自身の上達を感じることができ、短時間で達成感が味わえるということも
この体験のおすすめポイントです。
また、とにかく楽しく笑って帰ってほしいというスタッフの皆さんの気持ちが大変あたたかく
うれしい時間でした。
思う存分いっぱい笑わせてもらいました♪
やさか村ワタブンアートファブリックの皆さま、楽しいお話と貴重な機織りの様子の見学、
体験をありがとうございました!
★★★ご紹介した体験メニュー★★★
絹糸を使った手織り体験(要予約)
体験用ミニ織り機を使ってランチョンマットを2枚制作します。
【体験料】 3,500円/人
【体験時間】 おおむね3時間
★★★★★★★★★★★★★★★★★
体験が終わるとちょうどお昼ドキ!
皆さんのおすすめもあって、弥栄町で大変人気のうどん屋さん
「田舎カフェ&キッチン『陽氣な狩人』」さんでお昼ごはんを食べて帰りました~!!!
美味しかった~!!!
機織り体験の後は、ここのうどんがおすすめです♪
ぜひやさか村ワタブンアートファブリックで体験をして心を満タン、うどんでお腹も満タンにして
帰ってくださいね(^O^)/
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今回見学させていただいたのは、
『やさか村ワタブンアートファブリック』
島根県浜田市弥栄町木都賀イ-514-1
TEL 0855-48-2436
営業時間 9:00~16:00(定休日: 土・日・祝日、盆休み、年末年始 )
URL http://www.tu-ton-ton.com/
さんです。ありがとうございました!