浜田に欠かせない神事といえば、なんといっても「石見神楽」です。島根県西部に伝わる伝統芸能で、神々に感謝し、五穀豊穣や無病息災を祈る祭りでもあります。金糸で彩られた豪華な衣装、響き渡る太鼓や笛の音、そしてダイナミックな舞は一度見たら忘れられません。なかでも須佐之男命が八岐大蛇を退治する「大蛇(おろち)」は圧巻で、観客を物語の世界へ引き込みます。その魅力は全国にも広がり、2019年には日本遺産に認定。さらに2025年6月には、大阪・関西万博での披露が実現し、改めて神楽の魅力・浜田の魅力を国内外へと発信されることになりました。かつては神社の夜を彩る神事として舞われてきましたが、今では石見を代表する観光の目玉。石見を訪れるなら、まずは神楽の舞台で、その迫力と感動を体いっぱいに味わっていただきたい。そんな中、石見神楽の演目の1つ「大蛇」の蛇胴を活用したグッズの作成に取り組まれる楫ケ瀬孝(かじがせたかし)さんを取材しました。
浜田の夜神楽週末公演島根県浜田市の三宮神社(さんくうじんじゃ)で毎週土曜日を中心に行われる「浜田の夜神楽週末公演」の様子です。 浜田市が誇る伝統芸能 石見神楽(いわみかぐら)を、浜田市内約 50団体が週替わりで約 1 時間の公演を行っています。 ぜひ石見神楽を創り出したまち 浜田 の「石見神楽」を通して神話の世界をお楽しみください。
週末公演の会場「三宮神社」

巳年に注目!石見神楽の「大蛇」開運グッズに“脱皮” 絢爛豪華な衣装の「和紙」を職人の技で再生(島根)2025年の十二支「巳年」にちなんだ話題です。“スサノオノミコト”が、“ヤマタノオロチ”を退治したという出雲神話を題材にした石見神楽の人気の演目「大蛇(おろち)」。この大蛇を演じる衣装のひとつ「蛇胴」を、身近な開運グッズに“脱皮”させた男性を取材。
浜田市観光協会特産品販売所

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