【泊まるならココ!】小倉屋 一棟貸し宿で浜田をディープに味わう

築100年超の歴史ある古民家に泊まり、自然や地元の食材を楽しみ、浜田の魅力を存分に味わってみませんか。
浜田市西部・三隅地区にある「一棟貸し宿 小倉屋(おぐらや)」を紹介します。

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ネーム:Kanan
投稿日:2026年02月17日
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本 アイコン築100年超の古民家をリノベーション
国道9号より三隅エリアに入り、赤瓦の屋根や立派な塀が並ぶ住宅街を進みます。
そのなかに、木の雨戸や石垣がひときわ存在感を放つ「小倉屋」が現れます。

立派な木の引き戸を開けると、懐かしさと新しさが調和した空間が広がります。
古風な外観とのギャップもあり、一息つくよりまず先に、洗練されたおしゃれな空間を見て回りたくなります。

小倉屋はもともと、オーナー齋藤さんのおじいさまとおばあさまの家とのこと。
離れである小倉屋は大正5年(1916年)に、隣の母屋と蔵はなんと明治元年(1868年)に建てられました。
30年間空き家だった建物は、リノベーションを経て、小倉屋としてリスタートしています。
本 アイコン自然との調和を楽しむ
1階は、手前にお風呂・洗面エリアがあり、奥にはキッチン・くつろぎエリアが設けられています。

くつろぎエリアの外側には、通路を隔てて、緑が覆う岩壁が存在感を放っています。
大きく開いた窓から海風がほどよく通り抜け、自然につつまれる心地よさを感じます。

齋藤さんは子どもの頃、開いた雨戸から入る風を感じながら、沸かしたお風呂に入った思い出があるそう。
そういった齋藤さんの心に残る記憶の1つ1つが、小倉屋の「土や風、自然の音との調和」といった雰囲気づくりに繋がっています。
本 アイコン足湯も、お風呂も、水遊びも
お風呂・洗面エリアにもユニークな仕掛けがあります。
数段ある段差を活用することで、湯船や足湯、温水プールにできるようになっています。

一番下の段にお湯を張ると、足湯になります。
二段分のお湯を溜めると、湯船として利用できます。
寒い季節には、地元・三隅の酒蔵日本海酒造の酒粕を使用した、酒粕風呂に出会える日もあります。

一番上までお湯を張ると、屋内で水遊びができる温水プールにすることができ、お子さんに特に好評です。
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日本海酒造株式会社(浜田市三隅町)
地元の水と米で作られる日本酒を楽しめます。1888年創業。小倉屋からは車で5分です。
本 アイコン"浜田"があふれる小倉屋キッチン
キッチンには、浜田産のこだわりの品や、自然を味わえるアイテムが並びます。

ナマケモノ珈琲(浜田市相生町)のコーヒー豆を、hirven woodworks(浜田市弥栄町)のコーヒーミルで挽き、豆から淹れるコーヒーを楽しむことができます。
くつろぎエリアの立派な木製テーブルも、hirven woodworksの商品です。

土感あふれる亀谷窯業(浜田市長沢町)の瓦の器は、小倉屋の空間によくなじみます。

木のお皿は、1つの木を生木のまま使用し、制作されたものだそう。
通常、歪みや割れを防ぐため、伐採後にしっかり乾燥させたのちに木をつなぎ合わせてお皿を作りますが、小倉屋のものは今まさに乾燥している最中です。
徐々に形が変わっていくので、「経年変化を楽しむ」ことができます。
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亀谷窯業有限会社(浜田市長沢町)
200年以上の歴史をもつ「石州瓦」の窯元です。左記商品は工場の瓦ギャラリーで見学できます。Webショップで購入可能な瓦食器や耐熱瓦などもあります。
本 アイコン開放的なキッチンで作る【浜田がつまった朝ごはん】
小倉屋オリジナル朝食は、のどぐろを使った炊き込みご飯とたくあん、地元産の朝どれ有機野菜を使ったサラダ、美容に良い海藻アカモクを使ったお味噌汁です。

炊き込みご飯は、のどぐろの旨味と香りがしっかりとご飯に染み込んでおり、日本の朝の香りを思い起こさせる一品です。
海藻アカモクをつかった味噌玉をお湯に溶かし、みそ汁にします。
明治40年創業の老舗 久保田味噌麹店(浜田市天満町)の味噌を使用しています。

有機野菜を使ったサラダには、浜田の藻塩とオリーブオイルをかけて、ヘルシーで美味しくいただけます。
有機野菜農園の三島ファーム(浜田市国府町)から、その時期にあった新鮮な野菜を取り寄せています。

気持ちのよいそよ風を感じながら、健康的な朝ごはんを味わっていると、まるでおばあちゃん家に帰ってきたような懐かしい感覚に包まれます。
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夜ご飯には浜田港で水揚げされた海の幸を
夜ご飯は海乃商店(浜田市原井町)のお寿司8貫セットがおすすめです。ご希望の際は、事前にお問い合わせください。
本 アイコン2階で感じる自然と歴史
2階に上がり正面の障子を開けると、齋藤さんイチオシの「岩壁と緑が広がる景色」が現れます。
登山道にありそうな緑が混ざったしっとりした岩壁。
光が美しい晴れの日も、緑につやが出る雨の日も、室内から自然を感じることができます。

天井に目をやると、立派な梁(はり)に加え、通常は天井に隠れている屋根裏を見ることができます。
リノベーションで古い天井を撤去後、新しいものはあえて設けていないとのこと。
藁や竹を用いた屋根の造りがよくわかり、見応えがあります。

100年以上前の建設当時に使用された「小倉屋の設計図」も残されています。
左側には発注者にあたる5代前の齋藤矢作さんのお名前が、
右側には小倉屋の建設に携わった大工さん6名のお名前が記されています。
本 アイコン" 宿題スポット "でそよ風にあたり、畳でうたた寝
海を望む窓際のテーブルは、齋藤さんが子どもの頃、夏休みの宿題に取り組んでいた思い出の場所とのこと。
風の通り道になっており、夏でも涼しく過ごせます。

2階は、齋藤さんが子供の頃から雰囲気を変えていないそうです。
1階に比べて静かで、あえて時計もつけていないとのこと。
床の形に合わせた、柔らかな畳が心地よく、思わず横になりたくなります。

外の景色を眺めて、読書やおしゃべりを楽しみ、ゆっくり過ごして寝落ちする、そんなスローな過ごし方にぴったりな場所です。
本 アイコン近くの福浦漁港を散策
小倉屋の前の通りからはじまる散歩コースも欠かせません。
海に向かって坂を下ると、福浦漁港に到着します。

ここは齋藤さんが子供の頃遊んでいた場所であり、いまも変わらず好きなエリアだそう。

磯遊びをしたり、海の生き物を観察したり、日本海を一望できたり。
大人も子供も楽しめる、知る人ぞ知るおすすめスポットです。

漁港周辺は、耳に入ってくる水の音が心地よく、さらに齋藤さんが子供の頃の思い出を語ってくれるのが魅力的でした。
自分の祖父母宅と小倉屋を重ね、兄弟や従兄弟たちと近くで遊んだ記憶を自然と思い出させる、タイムスリップさせてくれるような経験ができます。
map アイコン小倉屋 一棟貸し宿
本 アイコン石見の旅をより豊かにしてくれる宿


浜田に訪れる際には、浜田の食を味わい、自然を感じてリラックスする、"おばあちゃん家へのタイムスリップ"はいかがでしょうか。

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時間に追われず、のんびり過ごしたい石見の旅におすすめです。