日和山方角石
ひよりやまほうがくいし
北前船の船乗りたちが出港前に日和を見た方角石のある場所。
日本遺産 北前船寄港地 外ノ浦の構成文化財に認定されている日和山方角石(浜田市指定文化財)は、
中国自然歩道沿い標高85mの場所にあり、
深く入り込む湾の姿や男たちが活躍した日本海を眺望することができます。
北前船の船乗りたちが出港前に日和を見た場所で、方角石により風向きや潮の流れを確認し、出発の時を決めていました。
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基本情報
住 所 697-0001 島根県浜田市外ノ浦町
営業時間、定休日 特になし
アクセス 山陰自動車道浜田ICから車で14分
備考 花崗石でできており、円柱上面には針金と〇、東、南、西と12支を彫り込んで方角を示しています。
直径27.5cm、地上部が23cm~26cmで北東にかけて少し傾いていて、方位も少しずれています。
円柱の東側から南側の側面に
「天保五年六月 日
世話人
出雲屋 傳治郎
因幡屋 藤兵衛
石見屋 榮吉」
と刻まれています。(天保5年=1834年)
全国に日和山は80箇所以上を数えますが、方角石は29個残っており、日和山に残っている方角石としては、全国に16箇所あるうち山陰では浜田のみです。

★「日本遺産 北前船寄港地 外ノ浦」についてはこちらをご覧ください。