【県外出身の浜田好きが選ぶ!】浜田の魅力を凝縮 おすすめ8選(前半4選)

羽田空港から飛行機を使用し、約90分で最寄りの空港に到着!
関東エリアからも意外と近い石見地方(島根県西部)や、石見地方を代表する浜田市には様々な魅力があります。

浜田に住み始めて1年半、県外出身の私の目線から、
ぜひ石見地方で味わってほしいもの、浜田で体験してほしいことをまとめました。

【県外出身の浜田好きが選ぶ!】浜田の魅力を凝縮 おすすめ8選(後半4選)はこちらからどうぞ!

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ネーム:Kanan
投稿日:2025年04月08日
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本 アイコン1. 空港から違う、「しまね時間」
現在、ANAが1日2往復、羽田空港-萩石見空港路線を運航しています。
季節により運行スケジュールは変わりますが、空港に到着するのは午前便であれば10時台です。

到着して飛行機を降りると、早速、都会の空港にはないゆったりした空気を感じます。
急いでいる人もいない、混雑にストレスをあらわにしている人もいない、ここから「しまね時間」が流れ始めます。

空港でレンタカーを借り、国道9号で浜田方面に向かいます。

車から見える景色も新鮮です。
トンネルが多く山の間を抜けるようなくねくねした国道を実際に走ると、岩石や山が多いという「石見国」の由来(※諸説あり)に納得します。
赤色の石州瓦が屋根に使われている日本家屋が見られ、いつもとは違う景色を楽しめます。

特に、夏の青空のもとで、青く輝く海と緑豊かな山があるなかで、石州瓦がきらりと光る景色は、私が思うザ・石見の夏です。

check!
石見地方にある建物の屋根が赤い理由! 「石州瓦」
石見地方でとれる良質な粘土を材料とした「石州瓦」は、耐久性と美しさを両立する瓦です。夏の空のもと、青く輝く海と緑豊かな山があるなかで、石州瓦がきらりと光る景色は、ザ・石見の夏です。
本 アイコン2. 石見の食 「絶品の穴子」
皆さんに浜田で一番食べてほしいもの、それは穴子です!
穴子の白焼きを初めて食べたとき、
「穴子ってこんなに美味しいの?!」と、一緒にいた友人と一緒に驚きました。

私がそれまで持っていた穴子のイメージは、スーパーのお寿司パックの端っこにあり、
たっぷりの甘だれが味の印象の9割を占めてしまうような、数合わせ用の寿司ネタで、
すっかりマグロやサーモンなどの他の主役級素材に埋もれてしまうものでした。

しかし、そのとき食べた穴子は、肉厚でふわふわ、うなぎほど脂っこくなく、
せっかくならば塩、または何もつけずにそのまま食べたいと思うほど素材が活かされていました。

あまりのおいしさに「もう一度食べたい!」と思い、
翌日には道の駅で穴子を購入、自宅の魚焼きグリルで白焼きにして、味わいました。

浜田のお店では、一本天丼や握り寿司、天ぷらなど、様々な穴子料理を楽しむことができます。
回転寿司すし蔵(すしぞう)で食べられる、「プレミアム煮あなご(天然塩わさび)」は、肉厚さと素材の甘味を感じられる一品です。

素材の旨味や味わいを楽しめる白焼きは、美味しい穴子が獲れるこの地域でぜひ楽しんでもらいたい、特におすすめする食べ方です。

私は、あの肉厚さと美味しさを知ってしまったので、
そのとき以降、「浜田では何が美味しい?」と聞かれたときは必ず「穴子」と答えています。
map アイコン回転寿司 すし蔵 浜田本店
ご紹介した穴子も楽しめるおすすめスポット
回転寿司 すし蔵 浜田本店
浜田のご当地回転寿司!活気のあるお店で地元の海の幸を楽しめる
具味(ぐみ)
魚も日本酒も楽しめる。食べたい料理があればぜひリクエストを!
道の駅 ごいせ仁摩(にま)
新鮮な魚や野菜が買える大田市の道の駅。バスクチーズケーキは一押し!
本 アイコン3. 「夕日」をゆっくり眺める
浜田では、晴れた日は毎日のように日本海に沈む美しい夕日が見られます。

太平洋側の地域出身である私にとって、この景色は当たり前ではなかったので、
ここで見られる夕日の美しさに気づき意識するようになってから、あっという間に夕日中毒者になりました。

雲1つない晴天の日に海にゆっくり沈んでいくのも、
時化た日本海にワイルドに沈む様子も、
夕日が沈んだ後に雲が残る空に輝く夕焼けも、
その日その場所そのシチュエーションごとの魅力があります。

季節によって沈む方角も変化するので、季節の移り変わりを感じるのも面白いです。

夕日が沈む様子を眺めるあの瞬間は、
太陽の動きと空の美しさだけに注目するからか、それまで頭を覆っていた考えごとが消えていくような感覚があります。
夕日を見終わったあとは、頭がリフレッシュされ、自分がリセットされるように感じます。

高台から、砂浜から、汽車をバックに温泉に入りながら、など
1人でも誰かとでも、太陽が美しく沈んでいく様子を、色々な場所から眺めてみてください。

浜田市の日没時間は、ゆうひパーク浜田のウェブサイトからチェックできます。
map アイコン道の駅 ゆうひパーク浜田
ご紹介した夕日スポット
国府(こくふ)海水浴場
目の前に広がる日本海!すぐ近くに国民宿舎「千畳苑」あり。
島根県立石見海浜公園
姉ヶ浜海水浴場(浜田市)と波子海水浴場(江津市)がある。
道の駅 ゆうひパーク三隅
山や海、汽車とコラボレーションする夕日は見応えあり。
松原湾
釣りも楽しめる。夕日を見ながらゆっくり散歩も。
本 アイコン4. 過去・現在・未来を繋ぐ伝統芸能 「石見神楽」
迫力の舞い、花火の香り、会場に響く囃子(はやし)の音、
初めて見たときの高揚感も、回数を重ねるごとに癖になる感覚も、
また見たい、これから先もずっとあり続けてほしいと感じるような、記憶に残る体験ができます。

秋は、各地の神社で、最も重要な祭典とされる例大祭(れいたいさい)に伴う奉納神楽が行われます。
夜の8時や9時ごろから始まり、明け方まで夜通し行うところもあります。

奉納神楽の時期以外にも、
温泉施設や道の駅、各種イベントなどで公演があり、各所で鑑賞することができます。

毎週土曜20時からは、浜田駅から徒歩20分の三宮神社(大祭天石門彦神社)で、
浜田の夜神楽週末公演が行われており、神社で行われる神楽を楽しむことができます。(駐車場あり)
休演日もあるので必ずチェックしてくださいね。

人によって、伝統芸能に触れたときの楽しみ方や感じ方、気づくポイントが異なるので、公演が終わった後にも感想を出し合う時間も面白いです。

神楽を見たあとに、友人が書き綴っていた感想が印象的でした。

「かっこよくて美しくてしなやかだった」
「一緒に鑑賞している人を含めた空間全体が地域の歴史を作り上げ、次世代に渡す人、これから渡されて盛り上げていく人たちで構成されていると思うと、ものすごく歴史的瞬間に立ち会っている気がした」
「地域の伝統芸能ってあまりなじみがなかったけれど、そこに今生きる人、生きてきた人、これからを担う人、すべての気持ちに、過去に、未来に、様々な思いをはせることができて楽しかった!」

小さいときから神楽が身近にある地域の子供たちが舞子とともに飛び跳ねる様子も、
照明が落ちたり、火花が散ったり、煙のなかから役者が登場する演出も、
夜が更けてきてうとうとしている人がいる様子も、
若者もお年寄りも、地域の人も初めて見る人も、全てが輝く新鮮な空間です。
check!
毎週土曜20時より!「浜田の夜神楽週末公演」(休演日あり)
お宮で見られる石見神楽!終了後に衣装を着せてもらえたり、写真撮影をさせてもらえたりすることもあります。
本 アイコンおわりに
萩・石見空港

石見地方や浜田の魅力を味わえる建物や施設、食文化、自然や景色、伝統芸能を紹介しました!
ぜひ見て触れて味わって体験して、素敵な思い出にしてくださいね。


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